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成功の源泉を蓄える
2006年05月14日
お金に使われるな、お金が自分に働かせろ。
おいらにも二人の父さんがいる。
実父とその弟(叔父)だ。
おやじは農家に生まれ、勉強が出来たらしく神童といわれ(田舎ではよくある話)、
東京の大学(「の」をとっても意味は同じ)に行き、大企業を勤め上げた。
で。農家は弟が継いだ。
二人は九州男児というやつでは全く同じだけど、
まったく違うスタイルをとった。
おやじはおいらが10歳ぐらいから教育熱心になった。
おじさんは息子たち(いとこ)にはめっぽう厳しく、
彼らが13歳になると「もう元服だっち。」といって教育をやめた。
おやじは確かにエリートサラリーだったが、
おじさんの家の方が、ビデオとかリモコンとかが早かった。
「勉強すれば云々」とおふくろに言われても、
「ちゃんとみかんを育てればウチよりもレベルの高い生活ができる」
ということはわかっていた。
おいらといとこは、
お互いの父親をうらやましがり、
一方で、「どっちも同じだよな。」とあきらめ、
12歳でタバコを吸い、酒をのんだ。
あ。金持ち父さんの話になっていないなあ。
普通の父さんが二人だったなあ。
金持ち父さんは、
負債にカネを使うな、
資産にカネを使えという。
資産ってのは、カネを産むものだったり、
自分の負債を返すものだったりするので、
人脈だって、あることに対するリテラシーだって、
考え方によっては資産になる。
ただ、どう考えても「見栄」によって消費するものは負債だ。
てな感じ。
だから読書といっても、
見栄でむつかしい本を読んでも負債だし、
エロ本を読んでも、エロビジネスに有効に使うんだったら資産だね。
てなところかな。
パーソナルファイナンス専門の作家で大学講師でもあるロバート・キヨサキが、全く違うタイプである2人の人物の影響を受けて構築した、ユニークな経済論を展開している。1人は高学歴なのに収入が不安定な彼自身の父親、そしてもう1人は親友の父親で、13才のとき学校を中退した億万長者である。彼の「貧乏人のパパ」は一生のあいだ金銭問題に悩まされ、ついには家庭生活崩壊の憂き目をみる(立派な人物ではあるが、週払いの小切手では家計が潤うことは1度もなかった)。一方、「お金持ちのパパ」はそれとは全く対照的な人生を謳歌することとなる(「金のために働く下層・中産階級」が「自分のために使う金には困らないお金持ち」になったのだ)。この教訓を肝に銘じていた筆者は、47才で仕事をリタイアすることができた。コンサルタント兼公認会計士のシャロン L. レクターとの共著である本書では、彼とお金との関わりあいを支えてきた哲学が披露されている。
筆者の言い分が延々と続くのにはうんざりさせられるが、それでもなお、学校教育では絶対教えてくれない「経済面でのリテラシー」の必要性を主張する本書は説得力がある。変わりばえのしない仕事を極めることよりも、収入を元手に資産を賢く殖やすことの方が、最終的には必ず人生に富をもたらすという主義に基づき、仕事に見切りをつけるための資産を得るにはどうしたらよいかを教えてくれる。
目次
教えの書(金持ち父さん、貧乏父さん―ロバート・キヨサキが語ったこと
金持ち父さんの六つの教え
金持ちはお金のためには働かない
お金の流れの読み方を学ぶ ほか)
実践の書(まず五つの障害を乗り越えよう
スタートを切るための十のステップ
具体的な行動を始めるためのヒント)
エピローグ たった七千ドルで四人の子供を大学に行かせた男の話
ユダヤ人はひとりぽっちでも生き残れるんだなあ。(みつを。)
この物語。ユダヤ人の大富豪おじいちゃんが、
少年に成功のための教えを説くというもの。
あるとき、おじいちゃんは、楽園のような島に少年を連れて行き、
いつの間にかにいなくなってしまった。
少年は、おじいちゃんに裏切られたとか、
家族のいやな思い出とかを思い出した。
で。また後日、いろいろと説いていくんだけど、
最期の日にも同じことをおじいちゃんはまた島に連れて行き、
去ってしまった。すると今度は少年の心は落ち着いていて、
みごとおじいちゃんの「成功の教え」は終了した。
こんな本を読んでまもなく、友人のゲームの誘いがきた。
というか誘われていない。
というかグリーの日記上で「俺を探せ」なるものだ。
「表参道で白を探せ。」
もちろん連絡はとれない。
彼の日記を見ると次々に発見者数が増えていく。
彼の日記に気づいて、参加しようと思って表参道についたのは夕方6時。
まだ人ゴミたくさん。
でも歩けど歩けど見つからない。
すごくさびしくなったり、
なんで俺はこんな事やってるんだろうと思ったり、
ビール呑みたいなあ、なんて思ったり、
普段感じられない「不安」という奴を体験した。
ウソだろ。っていうかも知れない。
でもさ。表参道の付近を4時間も歩いてみろよ。
これって少年のときの迷子と同じ心境だぜ。
しかも同じ道を何回も通ったりさ。
で。タイムリミットでついに夜の11時に友人から、
今いる場所を告げられて合流。
この安堵感ってのは、まさにプライスレスだよ。
ラストオーダー終わってビールは飲めなかったけどね。
目次
衝撃的な出会いと最初の試練
社会の成り立ちを知る
自分を知り、大好きなことをやる
ものや人を見る目を養い、直観力を高める
思考と感情の力を知る
セールスの達人になる
スピーチの天才になる
人脈を使いこなす
お金の法則を学ぶ
自分のビジネスをもつ
アラジンの魔法のランプの使い方をマスターする
多くの人に気持ちよく助けてもらう
パートナーシップの力を知る
ミリオネア・メンタリティを身につける
勇気をもって決断し、情熱的に行動すること
失敗とうまくつき合う
夢を見ること
人生がもたらす、すべてを受け取る
最後の試練―ビジョン・クエスト
2006年04月23日
おれは拾っちゃうかな。「千円札は拾うな」
千円札を拾うな。といわれてもね。
千円札という中途半端な価値を、
当たり前のように追いかけてるのよ、
あなたは、って感じのメッセージなんだろね。
こういう本はみんな、
「今をの自分を変えろ」に行き着くのだけど、
この格言提唱者は、「捨てる」ということをキーワードにしている。
自分を変えるための特別な行動をするよりも、
今までやってきたことや考え方を捨てるほうが、
意外としっくりきたりする。
10億円の売り上げで、
現状の利益が1億で利益をさらに上げようとしたときに、
経費節減とか考えちゃいますわな。ふつう。
すでに9億つかっているんだから、
経費節減という1000円札を追うような行為を捨てて、
18億をつかって20億円にしたらどうだよ。
ってことだったり
3億円の売り上げを10億円にしたいという目標をたてるときに、
今をベースに7億円の売上をプラスさせようとしますわな。ふつう。
3億円の商売を残すなんていう「1000円みたいな収入源」を捨てて
新しいビジネスで10億円を目指しゃいいじゃんけ。
というわけですね。
今は安定の時代から変化の時代にちょうどなっていて、
(世の中はこれの交互の繰り返しなんだとさ)
そういう時は、「捨てる」という選択で変化に対応する行き方が
エレガントなんですって。
●千円札は拾うな。
安田 佳生 (著)
「これはこうするもの」「こうやれば得をする」
そんな既存の常識にとらわれたあなたの固い頭を解き放ってくれる、
新しいビジネスバイブルがついに登場です。
累計35万部を超えるベストセラー
『採用の超プロが教える~』シリーズで話題となった、
著者のユニークな戦略や経営哲学、そして人材育成に対する考え方。
その根幹にあるものはこれだったのかと、読む人は目からウロコ。
見えてる人には見えている、新しくて本質を突く内容に、思わずうなってしまうはずです。
若いビジネスマンや経営者はもちろん、ひとりでも部下を持つ人ならぜひ読んでほしい一冊。
頭の固い上司のデスクに、こっそり置いておくのもいいかもしれません。
目次
1章 成果を生み出す「時間」のとらえ方―時間の常識はゴミ箱へ(勤勉は悪、努力は報われない
残業をやめれば給料は増える ほか)
2章 利益をもたらす「お金」の上手な使い方―お金の常識はゴミ箱へ(経営とは買い物だ
「お金は血と汗と涙の結晶」という考えを捨てる ほか)
3章 大成する「いい男」「いい人材」の見抜き方―人を見る目の常識はゴミ箱へ(男性アイドルの頂点は髪型でわかる
変化値は捨てられるものの量で決まる ほか)
4章 トレンドを捨て、「本質」を貫く考え方―常識を捨てる勇気ある決断(即決にこそ、価値がある
大きいことはもはや安定ではない ほか)
違いをもたらす違いって? 「成功の9ステップ」
ジェームススキナーという人。
あの7つの習慣のコビーさんにも褒められている。
リッツカールトンの高野さんにも。
竹村けんいちうじにも。
なんのことはない。本のはじめに大勢のコメントが載せてあるんだ。
映画の手法と同じだよね。
だから、読む前からワクワクしちゃう。
エンターテイナーなんですよ。
でもね。日々の努力うんぬんみたいな類のものは、
エンターテインされないと続かないんだから、
すごく全うなことをスキナーさんはやっているんです。
言い方だって断定的だし。
「これであなたは一歩成功に進んだ」
と言っちゃうわけです。
しかも、
「ここまで読んでくれてありがとう!」
てのもよく出てくる。
そりゃ、
「え。まあ。どういたしまして。」
ですよ。
こういう表現力だけで人の心を持ち上げるんだから、すごいですぜ。
でね。
まだ成功したと思っていない場合、
今までやってきたことをずっと続けてきたから。
そして、その今がある。そしてずっとその不幸グセがつづく。
だから今から変えればいい。
じゃあ、どうすれば今までどおりで、
どうすれば変化するのか。
その違いをつきつめればいい。
これが「違いをもたらす違い」。
ですよね? スキナーさん!
●成功の9ステップ
ジェームス・スキナー (著)
違いをもたらす違い」とは何だろうか。素晴らしい結果を出す人もいれば、芳しくない結果しか得られない人がいます。経営コンサルタントと成功コーチのスーパースター「ジェームス・スキナー」氏(10年前に日本に『7つの習慣』を贈りだした立役者がそうした違いを徹底的に検証し、成功のエッセンスをまとめた感動の書。
より多くのお金、健康、時間の自由、愛に満ちた人間関係、充実した毎日を送りたいと願う人の人生バイブルになることは間違いなし!
目次
第1部 成功への道
第2部 四つの基礎(心を決める(決断)
成功者のパターンを学ぶ(学習)
無限健康を手に入れる(健康)
自分の感情をコントロールする(感情))
第3部 成功のサイクル(望む結果を明確にする(目的)
時間を管理する(計画)
思い切った行動を取る(行動)
アプローチを改善させる(改善))
第4部 リーダーシップのテコ効果(ほかの人を自分の夢に参加させる(リーダーシップ))
第5部 実行に移す
2006年03月31日
福沢諭吉が惚れ込む男。 「斎藤一人の百戦百勝」
「一勝九敗」の人とうってかわって
「百選百勝」してしまう人のお話。
斉藤一人という人。
全国の長者番付で1位をとったことがあるそうだ。
やっぱ違うなと思うエピソードを二つ。
●特別扱いはカッコわるい
常連になっている料亭で、頼みもしない料理が出てきた。
「今日は特別にいいアジが入ったのでサービスです。」と店主。
「これは旨い」と喜んでたべる。
食べた後に彼は言った。
「おいしかったよ。でもこんなことしなくていいんだよ。」
そしてお勘定を済ませたとき
「そういえば、開店して1周年だよね。」
じゃ、これご祝儀といって1万円を置いて出て行った。
彼いわく、お金を遣ってるからといって特別扱いされるよりも、
普通にしてもらう人のほうがカッコいい。
●心に灯をともす
旅の途中で一行は定食屋に行った。
客も入っていないし、飯もさして旨くない。
おまけにおばちゃんはブスっとしている。
お勘定のときに彼は言った。
「おいしかったよ。おばちゃんの笑顔もいいし。」
そして会話で、店を10年続けてることを聞き出し、
じゃ、これご祝儀といって1万円を置いて出て行った。
彼の見解はこうだ。
あの人は今まで働いてきて何もいいことがなかったんだ。
だからブスっとしている。
でも、きっと子供を立派に育てて頑張ってきたんだ。
一生のうち一回でも「おいしいね」って誰かにいってもらえたら
あの人の心に灯がともるだよ。
それなら1万円は安いだろ。
福沢諭吉に信頼されてるから
お財布にちゃんと戻ってくるんだろう。
●DATA
斎藤一人の百戦百勝
小俣 貫太(著):銀座まるかんの販売代理店・株式会社78パーセント代表取締役
出版社:東洋経済新報社
順位:110,275位
序章 楽しく生きれば、お金は儲かっちゃう!
第1章 商人の基本姿勢でお金を儲ける
第2章 考え方をグレードアップしてお金を儲ける
第3章 お客さんを知ってお金を儲ける
第4章 世の中を見渡してお金を儲ける
第5章 魅力的なアイデアを出してお金を儲ける
第6章 物事のとらえ方を変えてお金を儲ける
第7章 「波動」の法則でお金を儲ける
第8章 言霊の力で自分を変えてお金を儲ける
第9章 「カッコいい」商人を目指してお金を儲ける
第10章 お金の不思議さを知ってお金を儲ける
事業所得だけで9年連続長者番付ベスト10入りを果たしたという日本を代表する大金持ち、斎藤一人の言葉を、「自称」弟子である小俣貫太が解説した1冊。
前著『斎藤一人のツキを呼ぶ言葉』と同じテイストで、斎藤一人の言葉を随時引用しながら、商売に必要な心得が語られている。
斎藤一人のおもしろいところは、一見単なる精神論を語っているように思われる言葉が、じつは商売やお金のロジックと結びついている点。
たとえば本書の後半には、
「いいかい、どこかに一円玉が落ちていたら助けてあげるんだよ(中略)
そうするとね、一円玉のお父さんが
『子供を助けてくれて、ありがとうございました』
とお礼を言いに来てくれる」
という言葉があるが、これは金利やお金が増えるしくみを暗に意味している。
また、
「日本で最大の神様は『皆さまのおかげさま』」という言葉も、
日本で商売をする際に忘れてはいけない、
日本人の国民性を見事に言い表している。
ほかにも、
「10倍稼ごうと思ったら、10倍簡単にするんだよ」
「素直ならほかの人の助けが自分の目方になる」など、
日頃の仕事に生かせる教訓も、随所に見られる。
経営者はもちろん、サラリーマンにとっても、
商人のプライドと心意気に触れ、仕事への意気込みを新たにする、
よいきっかけとなるだろう。
2006年03月30日
自分の中のパラダイム変化をすれば他者も変わる。 「7つの習慣―成功には原則があった!」
人はみな人生のポートフォリオとして様々な中心世界を持っている。
たとえば、恋人、家族、趣味、お酒、宗教、仕事などなど。
仕事を最後に持ってくるのもおいららしいけど、
仕事中心は良くないぜとあえて言っておく。
自己中心はよくないとはみんなわかっているけど、
他の要素だって、綺麗ごとに見えてやばいんだな。
だってその中心だと思ったことが、
自分の本意にいかないことがあるでしょ。
だから、そういうものを中心に置かずに、
「原理」というものを中心にすれば、
つまらぬことで一喜一憂することなく目標に突進できるわけ。
たとえば。
彼女が怒っている。
普通だったら逆ギレすればいいのだが。
ここをあえてこらえて、
「なんかの原因があるからこうなったんだろう」という原理におきかえる。
すると
「なるほどこういう原理だから怒ってるんだな。」
じゃあこの原理にしたがって俺はここを改善しよう。
ってなパラダイム変換をすれば、以外と心が落ち着くもんだ。
だいたい人間というものは、
何かがおきると瞬間的に反応するものだ。
で。その反応はえてして自己防衛本能だったりして動物的だ。
人として生まれたからには、
「いやちょっとまてよ、こういう選択肢もあるぞ」
ってな別の表現方法を変えることができる。
言葉をもってるからだ。
逆にいえば、
すぐ反応的になる人は人としての機会損失しちゃってるわけだ。
短気でとおっているオイラがいうのもチャンチャラおかしいとは思うけど、
短気はよくないぜ。
江戸っこの短気は、江戸に流れる川のカルシウム分が少ないから。
なんていうのは今じゃエクスキューズになりませんからね!
●DATA
7つの習慣―成功には原則があった!
スティーブン・R. コヴィー (著)
英国「エコノミスト」誌によれば、コヴィー博士は今、世界で最も大きな影響力を持つビジネスの思想家とされている。博士は、ハーバード大学でM,B,Aを取得後、ブリガム・ヤング大学で博士号を取り、同大学の組織行動及び経営管理の教授を勤め、約30年間にわたり、アメリカの最優良経営コンサルタントとして活躍している。コヴィー・リーダーシップ・センターの創立会長。世界各国の政府やリーダーのコンサルタントとして活躍中。著者の『7つの習慣』、『First Things First』『Principle Centered Leader ship』は、いずれもミリオンセラーを記録している。
ジェームス スキナー (著)
Stephen R. Covey (原著)
川西 茂 (翻訳)
出版社:キングベアー出版
順位:1,815位
第1部 パラダイムと原則について
第2部 私的成功
第3部 公的成功
第4部 再新再生
本書は1990年に初版が出版されたときにセンセーションを巻き起こしており、
以来1,000万部以上を売り上げ、ビジネス書として今でもベストセラーを続けている。
著者のスティーブン・コヴィーは、
国際的に高い評価を受けるリーダーシップ研究の第一人者。
真に成功を果たすには個人としての有効性と職業としての有効性をバランス良く備えることが重要だと認識しており、
それを反映して本書は、この2つの領域でより効果的に行動するための手引書となっている。
ここで引用される具体例では、
ビジネス上の課題を題材にしたものと同じくらい家庭内における状況を数多く取り上げている。
7つの習慣を身につける前に、
コヴィーが「パラダイムシフト」と呼ぶところの、
世の中の仕組みに対する認識と解釈の転換をまず実現する必要がある。
著者はこの転換の実現を支援し、生産性、時間管理、前向きな思考、
「予防的に働く筋肉」(何かに反応するのではなく自発的に行動すること)の開発など、他にも多くのことに関する認識と行動に影響を与えている。
本書は明日からでも実践できることを謳い文句にしたヒント集ではない。
そのコンセプトは時に複雑であるため、
流し読むのではなく、じっくりと腰を据えてここから学び取りたいと感じる筈である。
読み終えたときには、どの章にも付箋や手書きの注釈が数多く残され、
コヴィーの集中セミナーに参加したような充実感に満たされることだろう。
2006年03月25日
人を動かすことの難しさ 「人を動かす」
他人は自分のために動かない。
よ〜く考えてみると当然のことなのに、
ついつい期待してしまう。
人は自分のプライドを守るために言動している。
それを頭に叩き込めば、なんでもないことなのにね。
人に認められたい。自分を理解してもらいたい。
というのは他人も同じことで、
まずはじめに相対している人を理解しようと努力すればいいんです。
なんて簡単にかけるけど、
これがなかなかむつかしいんだよな。
セオドアルーズベルトだって、
ベンジャミンフランクリンだって、
トーマスリンカーンだって
そこで躓き、そしてクリアしたんだって。
●DATA
人を動かす 新装版
デール カーネギー (著)
1888年、米国ミズーリ州の農家に生まれ州立学芸大学卒業後、雑誌記者、俳優、セールスパーソン等雑多な職業を経て、YMCA弁論術担当となり、やがてD.カーネギー研究所設立。人間関係の先覚者として名声を博す。1955年、66歳で死去。
Dale Carnegie (原著)
山口 博
出版社: 創元社
売上ランキング:277位
1 人を動かす三原則
2 人に好かれる六原則
3 人を説得する十二原則
4 人を変える九原則
付 幸福な家庭をつくる七原則
あらゆる自己啓発本の原点とも言うべき本書は、
1937年に初版が発行されると瞬く間にベストセラーとなり、
累計で1,500万部を売り上げた。
『How to Win Friends and Influence People』は初版の発売当時と同じように今日でも十分通用する内容となっているが、その理由は、著者のデール・カーネギーが決して変わり得ない人間の本質を理解していたからに他ならない。
著者の信ずるところによれば、
経済的成功の15パーセントは専門的知識から生み出されるが、
残りの85パーセントは「考えを表現する能力、リーダーシップをとる能力、そして人々の熱意を引き出す能力」によるものとなる。
人と接する際の基本的な原則を基に、自分が重要視され、評価されていると相手に感じさせるようなスキルを教示する。
また、操られていると相手に感じさせないようにしながらつき合う基本的な手法にも重点を置いている。
カーネギーは、誰かに自分が望むことをさせるには、状況を一度自分以外の視点に立って観察し、「他人の中に強い欲望を喚起させる」ことで可能になると述べる。
更に本書を通じて、相手に好かれる方法、自分の考え方に相手を引き込む方法、相手の感情を害することなく、あるいは恨みを買うことなくその人の考え方を変える方法を学ぶことができる。
例えば、「他人にその考えが自分のものだと感じさせる」方法、そして「まず自分の失敗について語ってから他人を批判する」方法などである。また、歴史上の人物、産業界のリーダー、そして市井の人々の逸話を交えながら、著者の論点が分かりやすく解説されている。
2006年03月02日
10回勝負するまであきらめるな! 「一勝九敗」
ユニクロの柳井さんといえば、
代々木上原にすげえ豪邸たてて、
しかも昔にいこいの緑だったところをぶち壊して
自家用ゴルフ打ちっ放しを作っちゃう。
ド田舎モノ丸出しの男だ。
なんて思っていたアナタも読むべしです。
早稲田を普通に遊びほうけて、
卒業後に山口の親父の紳士服屋の二代目へ。
そこで、都会かぶれした少年にあきれた社員はみな退職。
ここまではありがちなはなし。
ここからが違うんです。
アパレルメーカーの問屋依存や商社依存を脱却。
SPAをはじめちゃう。
スパじゃないですよ。製造小売ですよ。
垂直型なんていわれる。
過渡期ではリーバイスを売っていたように、
セレクトショップもやってたから、
ビームスみたいな走りともいえることもやっている。
そして垂直転換ですよ。
GAPやZARAみたいにね。
IT業界だって「垂直」の考え方は超重要。
突破できてる企業は、開発受託型からの脱却できた奴らばかりだ。
基本は自分で仕入れて、自分で育て、自分でカスタマーと対峙する。
すべて自社クレジットだから、責任が生まれる。だから伸びる。
おそらく他の産業もそうに違いない。
かつて吉田茂は、中間業者を増やすことで被雇用者を増やした。
その中間業者が金融の役目を果たすこととなり重要度が増した。
でもそれが今、サービスのしかるべき向上の観点で、災いとなっている。
もうガキの使いで出来る仕事が少なくなってきている。
逆にガキの使いが上流の得意先にいい提案をしても土台に乗らないのも事実。
こんな関係を打破しないと突破できないというわけ。
柳井さんはいち早くそのあたりに気がついた。
アパレルという商社依存の独特の世界で。
これはどエライことだ。
そしてこんなに成功したのに、
自分の生涯は一勝九敗なんて
言っちゃうところがかっちょよい。
たしかに本を読むと負けっぱなしのところも書いてある。
こんな人も這い上がってきたんだ。
って思うだけ、自分を律せるためにはいい本だ。
連敗続きのあなたも、
9連敗まではジタバタしちゃいけないっすよ。
それにしてもこの人も長州出身か。
ここは天下を見つめるにはいい場所なんだな。
新幹線もしっかり通過するしね。
●DATA
一勝九敗
柳井 正 (著)
株)ファーストリテイリング代表取締役会長兼CEO。1949(昭和24)年2月7日、山口県宇部市生まれ。早稲田大学政経学部経済学科卒。卒業後ジャスコに入社し、十ヶ月後に退社。’72年、父親の経営する小郡商事に入社。’84年カジュアルウエアの小売店「ユニクロ」の第一号店を広島市に出店。同年社長に就任。その後、ユニクロは急成長を続けた。’91年には社名をファーストリテイリングに変更。’98年の原宿店進出とともにフリースの大ブームが起こり、’99年には東証一部上場。’02年11月に代表取締役会長兼CEOに就任
出版社: 新潮社
売上ランキング 63,093位
1 家業からの脱皮
会社とは?
ユニクロの急成長とは?
2 挑戦と試行錯誤
商売人から経営者へ
経営計画を作る
3 急成長からの転換
ブランド確立の夢を果たすため原宿出店
フリースを手がける
4 働く人のための組織
マニュアル人間の限界
店長は会社の主役だ
5 失敗から育てる次の芽
フリースのインターネット販売
フリースの成功につながる「失敗に学んだこと」
フリースの爆発的な人気によりその名を全国区に押し上げた「ユニクロ」。このブランドを展開する株式会社ファーストリテイリングの創業者である柳井正が、創業より現在までの歩みをつづった。
マスコミに持ち上げられたり、ブームが去ったあとには一変して叩かれたりした同社に対し、紆余曲折が激しいイメージを持っている人も多いはずだ。確かに本書を読むと、同社には数々の失敗や停滞期があったことがうかがえる。しかし同社の特徴は、失敗を恐れない姿勢にある。失敗から学習し、すばやく方向転換をしていくその経営姿勢は、失敗をそのまま放置したあげく、倒産にいたる大企業とは根本的に異なっている。
成功に関する考え方もユニークだ。「成功するということは、保守的になるということだ。商売というのは、現状があまりうまくいかないときに、『だったら、どうやればうまくいくのか』ということを徹底的に考えるということであり、成功したと思った時点でダメになるのだ」という言葉は、現在も海外進出や新規事業に果敢に取り組んでいる同社の本質をうまく言い表している。
本書には、地方の証券取引所に上場、東証二部上場、そして東証一部上場と会社の状況が変わっていくにつれて、経営の視点を柔軟に変えていった過程も克明に描かれている。会社規模の変化に合わせて社員に求めるスキルや目標が異なっていくのは当然のように思われるが、案外、変化を苦手とする経営者も多いのではないだろうか。机上の経営論ではなく、経営者による生きた事例を参考にしたいビジネスマンや起業家に一読をすすめたい。理路整然とした言い切り型の簡潔な文章であるため、非常に読みやすくまとまっている。










